Friday, August 12, 2011

Cristina's breakfast



ある朝、クリスティーナが作ってくれた朝食は、パンの上にトマトといういたってシンプルなもの。スペイン式だと彼女は言うのだけど、一緒にいた別のスペイン人に言わせると彼女のはちょっと変わっていて、通常はトマトをパンにすりつけるらしい。柔らかい食パンが相手だからそれができなかったのか、ざっくりと切られたトマトが食パンの上に堂々と乗せられていたそれは、トマトがパンから転がり落ちそうで、どこから食べていいのか少し迷った。でもとにかく美味しくて、一瞬のうちにぺろり。すごく幸せな気分になったのを覚えている。以来、自分でもクリスティーナの朝食を作るようになって、あのとき食べたものほど美味しくはないけど、それでも心も体も満足している。

パンの上にオリーブオイルを塗って、トマトを乗せて塩をふる。

そんな朝食を作ってくれたクリスティーナが今日ロンドンを去ってスペインに戻った。ロンドンに来て初めて友達になったのがクリスティーナで、たくさんのビールを飲んだのもクリスティーナとで、暴動があった夜も彼女と一緒にいて、ふたりで来るはずのないバスを待った。何でもかんでもwhy?って聞いてくるから、たまに面倒くさくなって。でも彼女のおかげでずいぶんと友達ができた。まだ知り合って間もないころ、パブでビールを飲んでいて先に帰ろうとした私に'so bad!'と彼女は不満げに言った。人にso badなんて言われたことなかったし、最初は戸惑ったしショックで。でも次第にむかついて、結局はI don't think so! と怒って帰ったのだけど、今はそのso badが彼女の甘え方ということがわかって、so badと言われると何だか笑えてくるようになった。あるとき、フランス男が彼女のお腹を見て、「やばいよ、出てきてるよ。気をつけなきゃ」って言ったら、彼女は「何で? これ私のだもん」ってお腹の肉をつかんだこともあったなー。

そんな彼女に、たくさんの思い出写真を切り貼りして他の友達のメッセージを寄せて彼女にプレゼントした。寂しがり屋な彼女がつらくなったときに見てハッピーな気持ちになって欲しいと思いながら切り貼りしたのだけど、彼女に渡したとき、切なさがピークに達して、私の行為は彼女との思い出を大切にしたい自分へのプレゼントだったような気がして、そんな友達を持てたことがうれしくなった。

ロンドンで友達になったヨーロピアンは、一定の期間が過ぎるとみんな自国に戻っていく。メールもfacebookもあるし、これからもつながっていると言えばそうなのだけど、それでも今日みたいに切なくなる。

Wednesday, August 10, 2011

try on shoes before looting


大変なことになっているロンドンですが、私は細心の注意を払いつつ無事に過ごしております。ただ、正直怖い。日本で台風のときにテレビを見て、これは本当にうちの近くかなー?っていつもテレビと現実の間のギャップを感じていたのだけど、このロンドンの暴動はテレビとそう遠くない印象でリアル。だけど5日目を迎えてだいぶ落ち着いてきたのかなー。今夜はヘリコプターの音も聞こえないし(@Angel)。そんな中、友人が教えてくれたこの映像。

「ゲットしたのはいいけど私に合うかしら?」

というところか。どうやら「ただでもらえるらしいなら取りに行こう」的な感覚で集まっているっぽいのだけど、それって怖いよなーと思う。そんなことを誰かが始めちゃったらその行為は簡単に広がるし、誰にも止められない。パトカーやバスに火をつけるのはもっての他だけど、例えば友達が「みんなやってる(盗んでる)し、取りに行こうよ!」って言ったら。。。

これを見て、何だかよりリアルに暴動を取り巻く現状が見えた気がする。

Saturday, July 30, 2011

Herbs from Provence.



ハウスメイトがフランス土産にくれたハーブ。
何の料理に合うかわかんない、、、肉かな? と言ってもらったローズマリーとタイム。何に使えば美味しく楽しめるのか、私にもよくわからない。だけど、とにかくこれがプロバンスから来たということが、プロバンスには行ったことはないけど、嬉しい。もっと言うと、“プロバンスからの香り”を土産にしようと思った(普段はさばさばしすぎている感もある)ハウスメイトと一緒に住んでいることも嬉しかったりする。

チキンと一緒にグリルしてみようかしら。

Friday, July 22, 2011

NEWS OF THE WORLD



連日イギリスを騒がせているNEWS OF THE WORLDの盗聴事件。メディア王といわれるマードック氏率いるNOTW紙の一大不祥事は、英政界を巻き込んでの大騒動にまで発展し、見ようによってはかわいくも見えるこのおじいちゃんの顔を見ない日はない気がするなぁ。。。
スクープを得るために私立探偵を雇って盗聴をしていて、それが組織ぐるみで行われていたとのこと。そこまでしてゴシップを? と思わずにはいられないけど、私がもしもこの編集部で働いていたら? と考えてみる。

……ぞっとする。

Wednesday, July 20, 2011

Nadeshiko

澤、美しい。

気づけば女子サッカーW杯で日本が優勝していた。
翌日、パブでイギリス人(?)に声をかけられ、「あの試合はクオリティが高い、いい試合だった」と少し興奮気味に感動の言葉をもらい、これまでなでしこの戦いを見たことがないことに少しがっかりもされた。こんな素晴らしい選手たちを知らないなんて、おかしいよ、と言わんばかりの様子は、私に日本の大きさを感じさせた。

Saturday, July 9, 2011

Sudan


今日、パブでスーダン出身男子に出会った。

出身地を尋ねた私の質問に応えてさらりとひと言、「明日(つまりは今日、2011/7/9)、スーダンがふたつに分かれる」と。

20数年以上続いた内戦を経て、南スーダンが誕生する。ロンドンのパブでひとりのスーダン人から国が分かれることを聞かされたちょうどそのころ、日付が変わった南スーダンの町ではその国旗が掲げられ、人々は喜びを分かち合っていたよう。宗教の問題からふたつに分かれることになったのだけど、北(イスラム教)の彼にとって、もちろんそれは望むものではなかった。

Sunday, July 3, 2011

4am


The morning one of my friend leave London for Florence.