レジーナが出会った日本人の話。
数年前、フラットメイトのレジーナは友人とハンガリーを旅行した。いよいよ明日飛行機でロンドンに帰るという夜、観光を終えたあと、泊まっていたユースホステルに戻ったのだけど、ものすごく疲れていて、翌朝のフライトのために起きれるかどうか不安だった。さらに困ったことに彼女たちは目覚まし時計を持っていなかった。いろんな部屋をノックして回り、アラームクロックを持っていないかと尋ねて回った。でも誰も持っていなくて、そのうちに出会ったのは2人の日本人だった。
「アラームクロック持ってる?」の質問に、「何時に起きなきゃいけないの?」と返した日本人2人。「6時半」と言うと、「OK」と日本人。戸惑うレジーナ達は、再度同じ質問をしたのだけど、日本人は目覚まし時計は持っていないけど、ただOK、と。
部屋に戻って、レジーナ達は考えた。彼女らを信じるべき、or not。あまりに疲れていたレジーナ達は信じるほかなく、結局、日本人だから信じてもいいのでは、と自らを説得し、眠りについた。
そして翌朝6時半。例の日本人によって、レジーナ達の部屋のドアがノックされたのでした。


