Brick Laneの楽しみ方。
街並も買い物も食も楽しめるBrick Lane。ロンドンの街並にヨーロッパ&アジアのゴチャっと感がたまらなく心地よく、日々開拓中。元はバングラデシュ系の移民街で、インド・バングラデシュ料理屋を中心にずらっと多国籍なお店が並んでいるから、夕方の街を歩けば、ロンドンではあまり出会うことのない、飲食店へのお誘いで引っ張りだこになる。いちいち対応するのが面倒と言ってしまえばそれまでだけど、noと言えばすんなり引き下がるし、もったいぶってると無料特典や割引率が高くなっていくから笑える。バングラデシュ訛り(?)の英語なのでいまいち何を言っているのかわからないなりにも、彼らの声に耳を傾けながら歩いてみると、にぎやかで楽しい気持ちになる。
昨日ツボだったひと言が、"Madam, Mango Lassi, Free"
夕食をどこで食べようかと考えながら歩くも、どの店のスタッフも長々とアピールしてくるし、メニューを見ても大差ない。いまいち決定力に欠ける中で、耳に届いてきたひと言。"Madam, Mango Lassi, Free!" 想像してほしい。町中でいきなり「マダーム! マンゴーラッシー フリー!」って突然叫ばれるのを。
一度は聞き流したけど、だんだん気になってきた。マンゴーラッシーよりビールの方がいいなーとか、何のアピールだ? とか、まったく店のアピールになってないよなーとか。そのうち彼の立場から考えるようになって、"hello madam" だと押しが弱いし、"twenty percent off" だと味気ないし、"Excuse me, Madam. We have good Bangladesh food. I really want you to eat it. If you have dinner at our restaurant, we give you a free Mango Lassi."は長い。そう言いたいのだろうけど、通りすがりのみんなが邪険にするし、長々としゃべるのも面倒なので、もうこの際 "Madam, Mango Lassi, Free"でいっか(と決めたのだろう)。仕舞には、多くの人が簡単に理解できる言葉をストレートに力強く投げかける彼のシンプルな言葉に勝るものはそうそう見つからないはずとまで思えるようになった。
結果、客引き合戦は"Madam, Mango Lassi, Free"の勝利となり、彼のお店でディナーを頂くことに。もちろんこの選択は正しい選択となった。
The Monsoon
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